2012年4月30日月曜日

BLUE CLOUD

フミコのテキスタイルを紹介します。
2011年制作の<ブルークラウド>です。


これは、<メダマヤキ>と同じく2002年の
染色展(マロニエ京都)で発表したものを、
プリントテキスタイルにしたものです。





布巾 106センチ  1リピート150センチ





2011年9月のテキスタイル展(idギャラリー)
での<ブルークラウド>の展示風景。







2002年の染色展での<KUMO>の展示風景。
手描きで染色しています。






ブルークラウドの布バッグを、制作中です。

2012年4月16日月曜日

プラナカン・カラ―・ワールド

シンガポールに<プラナカン>と呼ばれる人たちが
います。

15世紀初めごろ、ヨーロッパやアジアの文化が交差した
マレー半島に、中国南部から移住してきた人々。

貿易などで裕福になり、新しい土地で、カラフルで
ゴージャスな文化を築き上げました。


                   写真は、<マレー半島 美しきプラナカンの世界>より
                       イワサキチエ他著 産業編集センター出版
               
                 
今も、マレーシアのマラッカやペナン(世界遺産に
なっています)、シンガポールにその子孫が住み、

繊細で豪華なビーズ刺繍や、カラフルなニョニャ
(女性の)料理などが、受け継がれています。

ホテルで出された、ニョニャ料理風デザート。


プラナカンの人たちが好んで使っている色は、
ピンクの濃淡とブルーやグリーン、青緑の濃淡など、
とても愛らしいプラナカン・カラ―です。

住居(ショップハウス)、タイルや陶器、、刺繍や衣装、
料理に至るまで、ピンクとブルーグリーンを組み合わせた、
プラナカン・カラ―が使われています。




オーチャードロードの北側にある、エメラルドヒル
という高級住宅街。

坂道の両側には、ショップハウス(京都の町屋のように
間口が狭く、奥ゆきの深い、中国と西洋折衷の屋敷)と
呼ばれるセレブな家が並び、
家の前には高級車が。






玄関や外回りには、、美しいタイルを使うなど、
それぞれの、好みの装飾が施されています。




美しい外観のプラナカン博物館。
約100年前に建てられた学校を、
再利用して造られました。


プラナカンのルーツ、ニョニャのファッション、
結婚式、宗教、ビーズ刺繍、陶器などが
展示されています。



博物館の中は、
プラナカン・カラ―やプラナカン・デザイン(鳳凰、蝶、花
などのモチーフ)が、壁紙などに使われ、ハイセンスな
空間でした。










2012年4月2日月曜日

CHECK&MIZUTAMA Gray×Black

フミコのテキスタイルを紹介します。
2010年制作の<チェックとミズタマ グレー×ブラック>
です。


黒、グレー、うすグレーの3色のチェックの上に、白を
加えた4色のミズタマ(大きなマルですが・・・)をランダム
に並べています。
チェックもマルも、すべてフリーハンドで描いています。

布巾114センチ 1リピート208センチです。


チェックとミズタマG×Bの布で作ったワンピースと
メダマヤキの布で作った布バッグ
(ワンピースは、スカートとしても着用できます。)


チェックとミズタマG×Bの布バッグ。
S  30×34センチ
M 40×40センチ
L 53×50センチ